今更モニターを買いました

モニタースピーカーを買いました。
あんまりお金も場所もないのでTASCAMのちっこいのですけど。VL-M3とかいうやつ。
今まではヘッドホンだけでモニタリングしてたんですけど、さすがにいかんだろと思い立ち買いました。


買ったはいいが僕の持っているオーディオインターフェース(パソコンとギター繋げられる機械)は
付属のピンジャックじゃ繋がらないことが届いてからわかり、一瞬憤慨しましたがしょうがないので線買いました。
高級なスピーカーとか使ったことないからエージングというやつが楽しみです。


給料が出たのにもうすでに残金6000円という貧乏っぷりに自分でも驚いています。
大学やめてからのニート期間は魔法のカードにお世話になりっぱなしだったので、そのツケが一気に・・・。
最近はバイト先のものを食べてばかりいるので健康面がやばいんじゃないかと少々心配しておりますが
なりふりかまってられません。コンビニのお弁当って贅沢なイメージありましたが、今ではすっかり美味しく感じません・・・。


そういえばここのところフジファブリックばかり聴いてます。「若者のすべて」や「赤黄色の金木犀」「茜色の夕日」なんかが似合う季節ですね。
きけばきくほどいいバンドだなあって感じて無念になりますけど、あのタイミングでひとり颯爽と旅立っていった志村のことを思うと
なんか彼らしくていいんじゃないかなと悲しい想いより美味しい人だなあと思ってしまいます。
初期から順々に聴いてると初期の志村は困ったらワウに頼ってるなあと感じました。いい味が出てますがw
生きていけるバンドっていうのは初期からそういう片鱗があると思うんだよなあ。自分にそれがあるかどうかは微妙だけど。
同じ土地の人間でこんな伝説が先にいるとハードルあがるなあ、なんて迷惑な男なんだ!と思う一方で誇らしいです。


ぼやぼやしては居られないといつも思うんですけど、生きていくのに金稼ぐのってなんかなあって思います。
まあ思いますって言ったってそれが人間として当たり前のことなんだから仕方ないんですけど。ただ仕事は目的じゃないと思うんだよなあ。
仕事じゃなくて生業がしたい。ごくごく普通の生活さえ出来れば多くの金は別にいらないから。
掃除や機械的な受け答えを上手にする(こなす)のが仕事というのは何かがちがうとおもうんだよなあ・・・とバイトをすると思います。
本当にこれは誰でも出来ることだし、みんながみんな適材適所な世の中になれば最高なんだけどそれって世界平和より難しいと思うしね・・・。


「音楽をやって何かを言う」っていうのは一般的には普通の営みからはずれたミュージシャン程度に言われると
「お前は何様だよ」と思う人もいるのかもしれない。だけど音を鳴らしたり、感情に訴えかけたりすることが仕事なのになとも思う。
音を鳴らしてただ楽に生きてるだけとか思うことだってあんのかもしれないけど、生き方なんて人それぞれだし。
それが無駄というなら創造的な仕事はすべて無駄になるような気がする。極端な話コストや必要最低限を考えるならデザイナーとか要らんと思うし。
でもそれじゃ面白く無いからそういう人たちが必要なんじゃないか、少なくとも俺は必要だと思う。
音楽があって面白いと思う人間が居るから、それをならし続けようとする人間がいるし。興味がないなら何も言わなきゃいいのに。
別に何かに怒っているわけではないんですけど、遠まわしにそんなことを言われたので自分なりに色々考えてみました。
というか考えてる途中です。部分的にギクッって思うことがあるのも確かですがね。


まあ、社会の最下層であるこの私が何をのたまおうと今はまったくの無意味ですし自覚はあります。
それでも音楽というものはこのくだらん俺にも多少なりとも力をくれるような気がします。貸してくれるような。
魔法はないけど手品ならできます。厳密に完璧ではなくとも人がいいと思えばそれでいいと思います。
なんか変なまとめ方になってまたもやもやするな・・・w


茜色の夕日若者のすべて赤黄色の金木犀