類まれなる言語センス なんていうのはナンセンス

歌詞が割と書き上がってきた。
凄く納得するものがたくさん出来た、というか修正を加えまくってふに落ちるものが増えた。
歌詞を書くのは簡単じゃない。文章がかけないとかそういう次元じゃなくて、自分が唸らないと人は唸らないので
ふっと文面だけを見てまずひとつ、口に出してみてもうひとつ、意味を考えてさらにひとつ。
曲ばっかりに目をやってたのを歌詞だけにシフトして最近は考えてるけど本当にいいものができてきてる。
自画自賛ってあんまり好きじゃないんだけど、お前は凄いなって思えるくらいの歌詞かけた。
しかも一つじゃない。こういうのが早く見せたい、聴かせたいって気持ちなのかもしれん。
でもまあサウンド面はもうちょいちょいだな。だがこっちももうゴール見えてきた。
今の状態でも十分だと思うけど、もっと全体のバランスが取れるくらいまでは貯めておく。
歌詞が見たい人いれば言ってくれればぼちぼち見せてもいいですかな・・・。
完璧主義ってわけではないんだけど、出来ればいい状態になってから第一印象与えたい気持ちが強いな。
しょぼい時期から見ていたい派が多ければいいんだけどなあ。最初は何でもしょぼいよ。


ああ、あと今少し状況が変化しそうでなんともいえないんですけど
もしかしたら一人じゃなくなるかもしれないんで、そうなったら新体制で音源作ったほうがいいかなとも思ってます。
つっても旧知の仲の人間にやろうよっていったら割と悪くない返事が帰ってきてるだけでまだわからんけど。


ストック自体は歌詞が終わってないのが多いから曖昧だけど、自分でぐっとくる曲は20だな。

気持ちすっからかんで自分自身がいいなあって思うレベルまで達せたのは褒められる。
まあ、まだまだだけど。
いい歌詞の基準ってわからんな。昔はバンプの藤くん凄いと思ったけど、あれはひとつのスタイルだし。
好きな人のいい部分を面白く吸収できてるといいんだが。最近は志村のノスタルジーに憧れる。あの残念な感じは凄い。
意味不明なかっこいい言葉の羅列とか、日記みたいな「僕こうおもった!」はよくないよなあ。
もっとひねって、皮肉って、時にはオーバーに、時にはしょぼく残念に。
いつも同じ声量とトーンで誰かが言ったことの換骨奪胎にもならんような劣化コピーソングじゃだめだめよ。
かっこいい言葉選びってあるけど、それって小難しい単語をチョイスするでなく
やっぱ割と普通の言い方ですげえことをいうことだと思うんだよなあ。もしくはひねりまくってもふつうのこと言ってるとか。


文章としての面白さ、そんで言葉の持ってる音の面白いさ、そこにかっこよさ。
リズム感、発音したときの気持ちよさとか欲張ると尽きないんだけども。
まあこれを兼ねなきゃ誰でも歌詞なんて書けるんだよねえ。
絶妙なことを言える人が少なすぎるんだよ。名曲は理論とかルール知ってれば誰でも書けるし。
かと言って歌詞はそうかっていうと経験とか、考え方に左右されるしな。
まあ自分がそんなに優れてるとは思わないからもっと上手くなりたいなって思うわけですが。
いまいちなこと多いんだよなあ。あとひとつ足りないっていうか・・・。
いい事とか、それっぽいことは言えるんだけどグっと来ないっていうか・・・。


だから自分の中でたりてないものを探し続けてるんだと思う。足りて初めて行ってらっしゃいって言える。
自分で見て聴いて「これは・・・」ってなるとゴーサインが出やすい。ソレに加えてスルメ作用まであるとやばい。
あと頭で歌える曲がいいし、いろんなシーンで歌える曲(脳内で脊髄反射で歌ってしまうもの)っていいよね。俺は好きだし、これ大事だよね。
サウンド的にはすごい好みでも長く聴き続けるにはやっぱり内容が大事なんだよなあ。
じゃあ洋楽は?って言うと俺はそんなに英語わかるわけじゃないから、さすがにすっと言葉入ってこない。
でも日本語の場合はぼーっとしててもちょっと聴くと頭に入ってきちゃうからな。だから言葉が重要なんよ。


まー、歌詞を大事にしたいなってのは昔から思ってる。
でもバンプアジカンやバインになりたいわけじゃない。俺は俺で、俺を見つけてほしい。
凄いわがままだけど、やっぱおんなじ目線で見て欲しいんだなきっと。
そこまで登りつめてくれるそんな力を持ってる曲を自分が探してるんだよ。ただじゃ終わらんような。