コニファーフォレストの思い出

ここ数日日記をサボってるな。両親への報告が済んで少し気が緩んでた・・・。
今後は今の家を引き払う準備と自活するために貯金生活だ。あまり贅沢も出来ないし、ほそぼそ暮らすことになるから遊ぶのも最小限に抑えようと思う。
まあもともとそんなにお金のかかる生き方はしてないけど。家賃より生活コストが低いってのは案外凄いと思うよ俺・・・。
たばこもやめれば月4万円で生活できる自信あるわ・・・。


日記をサボってた数日間は音楽のこともそんなに考えずポケモンしてました。
ちょこちょこリズム録りもしたけど、まだまだ形が見えない曲だったのでやったかどうか微妙な感じ。
打ち込むのが慣れてだんだんうまくなってきたせいで最初の方にやった曲がしょぼく見えてきたから、少し調整する必要あるな。
これはあとでまとめてやればいいや。今は曲の枠を増やすこと優先。貯金生活してる間はゆったり人を探しながら曲も貯める。
パトロンがいて誰かがサポートしてくれるわけでもないから、自分で捻出しないとまずいもんね。
自分の音楽を芸術と言えるかどうかはグレーですけど、まあひとくくりに芸術と呼べる音楽をするのは昔から金持ちの道楽と言われれば
それもそうかもなあと認められます。
だけど自分は自分で音楽に対しての価値観があるので生活を切り詰めてもなんとかしたいですな。


明日はまた地元に戻ります。用事はフジフジフジQですけど。
大事な報告をしてまだ一週間も経ってないのに、地元へ帰ってライブを見るなんてなめてると思われそうですけどね・・・。
今年はライブ見るアーティストがかぶりまくってるな。意図してそうしたわけではないんですが。
9月にある長田進氏の企画も行こうと思ってるから、それを合わせると年内で3度B級ミュージシャンを見ることに・・・w


会場のコニファーフォレストは実はたったことがあって、立ったというかそこで踊ったんですが。
小学校の頃かいじひらめき国体だか、なんかそんなふうなイベントがありまして
その開会式のマスゲームに通ってた学校の自分の学年がなぜだか選ばれて、ポンチョ着て踊らされました。
その当日が死ぬほど雪が降ったことも印象深いですね。当時の身長で腰ぐらいまで積もりました。
まあコニファーフォレストっていっても、たしかスケートリンクかなんかなんですよ。
自分が音楽に惹かれていった中学以前の話ですから、そこが音楽のイベントで使用される場所なんてのは当時知ってても「へぇ、そう」くらいのもんですが
自分が暮らしていた街に同じ時間の流れの中、知らないところでいろんなライブやってたりしたんだよなあって思うと変な感じです。
音楽に関するイベントが多くても、地元の人はびっくりするほどそれを知りませんからね。
スタジオはもちろん楽器屋もない街ですから。スタジオは主に合宿向けの割高スタジオか、プロ向けのレコーディングスタジオですし。
音楽に無頓着な街で育ったからこそ、逃げる場所としてのポジションを維持できたとも思えますが・・・。


ポンチョ着て踊った半年前にそこでサマーソニックがあったわけですし、今回の企画主である志村本人がバットをギターに持ち帰るエピソードが起こっていたわけです。
リハーサルとかで会場に通わされてた秋頃にはミッシェルガンエレファントがライブをしてたり
もし仮に自分がそこに立つ日がやってくるとしたら大きな伏線になりますよね、俺の人生の中で。
そうなったら面白いなあっておもうんですけど、実現するにはかなり高い壁があるようにも思います。
エピソードとしては十分だと思いますけど、自分が頑張らないとただの思い出話になっちゃいます。
なんかそれももったいないから活かしてやりたいところですw


小さい頃に河口湖ちびっこ広場だっけな。なんかそんな公園があるんですけど、その真横が河口湖ステラシアターで
母親は音楽に造詣のある人間ではないんですけど、当時何も知らない俺に向かって「チャゲアスが歌ってる」とか言ってたのを覚えてるんです。
途中で途切れたり、フルで歌わなかったりして、まあ真昼間だったんですけど今思うとあれはリハやってたんですよね。
レミオロメンも粉雪が出る直前くらいにステラシアターでライブやってました。当時はお小遣いも少なくチケットの取り方さえ知らなかったので観に行けませんでしたが。


俺はあんまり地元が好きになれるような育ち方をしてなくて、「大きくなったらこんな狭い世界は捨てて東京に出て暮らしてやる!」って中学くらいから思ってたんですけど
もし仮に音楽で生きて行けることになると結構な頻度で地元で仕事すること増えると思うんですよね、これまた皮肉な話で。
高校生の頃ちょこっとだけ部活でボートやってて、ありがちな話になりますが自分の中で音楽を志す存在として大きかった
BUMP OF CHICKENの俺が一番好きなアルバム「ユグドラシル」ってのがあるんですけど
そのアルバムを録音してた場所がまさに河口湖スタジオで、朝練に駆り出されるなか愛聴してたアルバムは実は同じ土地の空気を含んでたと思うとなんだか面白いです。
自分の田舎があまり好きじゃない、とは言うものの自分が信じてた大好きなものの多くがその田舎の大気の音を持っている
そんでそれを愛す一方で、こんな土地の空気は嫌いだという。この一連の流れが今思うとかなり滑稽で笑えます。
ちなみに最近買った長田進 with GRAPEVINEの「MALPASO」、このアルバムもその空気を含んでる河口湖スタジオで録音されたものです。


自分の生まれ育った土地へわざわざ出かけて、ライブを見て何かを感じることにだいぶ違和感があるんですけど
自分にとってコニファーフォレストもきっと大きな場所になるとおもうんです。
おそらく今は人生のターニングポイントにいると思うのですが、新しい目標としてその場所を今度は自分の力でふみたいなと。
また野外か、って話になってしまいますがw(ステラシアターも含めて)


俺が東京へ出ていった年に山中湖がSweet Love Showerの会場になりましたけど、そこも踏んでみたいです。
音楽をやりたいと親に前からちょっとは言っていたんですけど
去年親の職場からSLSの音漏れが聴こえたらしく、その時「ああはなれないだろう」みたいな言われ方をしたので
スペースシャワーがイベントをやめないかぎりは、ずっとそこに立ちたいと思っています。
なんか立ちたい、立ちたいばっかりで願望ばかりを書いてしまいましたが、武道館やドームなんていうところじゃなく
パーソナルな理由になってしまうんですけど大事なステージをひとつひとつ踏むことが夢なのかもしれないですね。
コレは下北沢club251、下北沢GARAGE、新宿JAM渋谷屋根裏っていう小さいキャパのハコでも一緒です。
音楽で生きていこうと思ってるのはあくまで今後の予定ですけど、ステージに立てるかどうかは状況が変わるかもしれないので夢です。


そういえばイエモンの吉井さん、今は家を河口湖に構えてるらしいですけど明日は出勤楽でいいですね・・・w
色々考えましたけど、ゆるゆると音楽を楽しんできたいと思います。


ユグドラシルMALPASO