紆余曲折
だいぶ放置してしまった。ここ数日間が数週間のような密度で、何があったのかひとつずつ整理するのは難しい。
まあでも日記をつけなかった一番の理由は回線が止まっていた、ということですが。
友人が回線止められて「未払いでもずっと電源入れっぱなしならつないどけるよ！」と悪いアドバイスをした直後に、自分が電源落としたらつかなかったという。
同じプロバイダーだから利用停止日が同じだったらしく、自分が払ってなかったことをすっかり忘れていたぜ・・・。
とりあえず近いところから日記を思い出しながらつける。
昨日（11日）は選挙ありましたね。住民票を山梨に残したままになっているので投票は向こうでしか出来ないため、一時帰省しました。
選挙の話はおいてといて、大学を退学したいということを黙ったままでいるのがかなりしんどかったので伝えることにしました。
あくまで相談でなく、報告しにいったので迷いなどは一切なかったですがだいぶもめました。
言葉にするとあっちもこっちも自分の意見の飛ばし合いになってしまうので、3枚の告発文のような手紙を用意して約束をしました。
親は親なりに、自分のことを思ってくれて口うるさく言うのだともわかります。ここでその内容をべらべらしゃべるのはカッコ悪いので言いませんが。
とりあえず報告は済みました。8月末で大学をやめます。
大学をやめたあとの生活の問題もあります。
とりあえず今住居を失ったら、本末転倒です。最初は即退去して勝手にしろ、という話でしたがなんとか年内だけ家賃を入れてくれるということになりました。
その家賃もいずれ返したいものですが、ここでいきりたって「そんなもんいらねえ」と啖呵を切るべきなのかもしれませんけど
僕はロックンローラーではないので、そんなにカッコよさを追求したいとも思ってません。人間ですもの、ダサい時・情けない時など生きていればたくさんあります。
こういう運びになってるそもそもの原因は、先を見据えてなのにここで先を潰すようなまねをすると本当に無意味になりますから。皆が犬死です。
引越し資金と、今月からの生活費は自分で工面しないといけませんが、こっちはなんとかなるでしょう。とにかく家賃がないだけありがたい。
うちの両親は音楽をすることに期待をしてるわけでもなく、活動の運営費やら機材費を出すことなんてありませんし、少しこばかにしてつっかかってきたりしますが
結果的にはこうして助けられているので、自分なりの成果を出したいとも思っています。
何を以て成功とするのかは人によってちがうとおもうことやら、計画を立てて行動することや、リミットを作れということ、色々入れ知恵されましたが
それはもうとっくの昔に決めていたことで、親は心配が多いのでしょうがそういう点ではこっちが一枚上手だったと言いたいです。
何も考えずにこんな暴挙に出るわけでなく、自分が外へ出て行く算段が整いつつあるのからこういう風にしてるのがちょっとフェアじゃないようにも思えますが
それだって考え方の違いです。無鉄砲にライブしまくるのも、道で日記を歌いあげるのも、部屋にこもって曲を作りまくるのも、それぞれいい面悪い面ありますが、人によって違うだけのやり方です。
結果オーライならそれでいいです。もちろん結果だけを見るような人間にはなりたくはないですが、それでも結果がよければ丸くおさまるのも事実です。
今年中にとりあえずお金を貯めて生活を安定させることがまず第一で、それには半年ほどかかるのは仕方ないです。安定させるまでの間に出来ることをして
年末、もしくは来年から4年頑張ってみて無理なら諦めます。たいてい生き残っていけるバンドは活動開始から2〜4年で成功するケースが多いです。
自分が特別な人間だとはハナから思ってないので、1年で成功するとか、トントン拍子でいけるなんてのは計算のうちに含ませてないです。
そうなったらそうなったで、面白く予定が狂った！ということですけど。
そんなラッキーを考慮してたら僕は毎回宝くじ買います。でも現実は公園に新しいベンチが増えたりするだけです。
よくありがちなケースより時間がかかるだろうと考えておよそ4年のリミットを設けました。
5年以上同じことをしていて芽が出なければおそらくそれは失敗にあたるんではないかとおもいます。もちろんバンドを結成しまくるのもダメだと思いますが。
来年の2月で22になりますが、そこから4年で26。リミットとしてはギリギリのラインだと思います。
それ以降は世間の目もどっと冷たくなりますし、大人としてどうなの？と本気で言われることになります。大げさかもしれないですけど、人権がなくなるような扱いを受けます。
成功すれば神輿を担いでくれます。人間なんてそんなもんです、社会というのも冷酷非道です。素敵なことがそこに少しずつ点在するだけで。
自分の決めた世界に長々と挑戦し続けることは不可能です。引き際が解らないとカッコよかったことが、どんどん腐っていくだけです。心意気でも片付きません。
自分のメンタルが挑戦できても、他人がそれを許してくれなくなります。簡単にいうと無意識の下で邪魔が入ります。そうすると相当メンタルが強くないと折れて腐ります。
これが人権や熱意を失わせる加速装置になってしまう負のスパイラルのトリガーとなってしまうのが恐ろしいです。
まあそもそも素晴らしいものを作っていれば多少運がなくても5年前後の時間があればなにかしらのアクションがあってもいいと思うんです。
環境とかそういうのは平等でなくても、機会平等はあると思います。それを掴むか掴み損ねるかだけの問題なんじゃないかなーと。
それがないってことは、恐らく「そういうこと」になるんじゃないですか？そんでそこでキッパリ諦めようと最初から決めてなかったから、そういう浮き足立った気持ちがそうさせてるんじゃないですか？
気持ちの問題というのなら、こういう潔さというか、自分に対して固い約束をすることだって大事だと思います。
だらだらやり続けることが素晴らしいとは思いません。それに人は残酷なので、どんどん愛想を尽かしてあったはずの信用まで失います。
それはやっぱり悲しいことですから、やる時はやる。決めるときは決める。こういう男らしさというか、なんかそういうのに人が動いてくれることって何かとあるんじゃないかなんて思ったりもします。
まあ、動かないほうが多いとは思うけどそれでも何か思ってくれる人だっていないわけじゃない。
皆が皆にわかってもらうより、そういう人に浸透してくれるのがいいですがこれもきれいごとですね。
もうしばらく不安定な状況が続きますが、今の自分の置かれてる場所の天候をたとえるならお天気雨だと思います。
雨が降ってはいるが、日は差していてちょっと違和感がある感じ。お天気雨のあとは虹がかかる確率が高いですよね。
その虹が出るか出ないかはわからないですけど、どんよりした雨雲に苛まれていた今までよりは遥かにマシです。
着実に静から動に変わってきてます。今までは静だったわけですから、動になった時のことはまだわかりません。
ですが、たのしいこともおおいと思ってます。
思い出作りやのちのちすがるための過去の栄光を作りに行くわけじゃないですけど、楽しげなことを想像しながらちょっとだけ頑張らせてください。
それくらいはいいじゃないですか、と言いたいです。
僕にとって7月11日、という日付が大事なものになりました。
これがターニングポイント、って呼ばれるものなのでしょうが。
えれぴょんもAKB卒業を発表しましたしね。これは何かの縁です。持ってますよ＾＾
こんな俺に賭けてみるギャンブラーな人を随時募集しながら、特異な彼らで日比谷を埋め尽くせる人間になれるといいですね。
夢は大きく東京ドーム！なんてことはなく、自分がはじめてお金出してライブを見た場所、そこに立ちたいというそれだけです。大好きな場所ですしね。
とにかく今は親に向けた3枚の紙切れと、ここでこうして声を荒らげてる文章がのちのち意味の有るものになることを祈ります。
