絶え間なく時を刻め、音を鳴らせ!

徹夜で録音、自分で作った曲なのに出来ないことに腹を立てて作曲すると2曲ほどできる。
なんか変な曲になった。いや変ってほど変でもないけど。
作りたい曲いっぱいあるなあ。こういう風にしてみたい、っていうの。色々アイデアはあるけど、一つずつ形にしていかないと。
はじけたもの必要だよなあ、とか。ビシッとかっこいいやつとか。アメリカっぽいのもいいよねとか。


いろんなバンドが居て、いろんな人がいて、いろんな音楽があるけど
自分がどの隙間をついていけばいいのか。幸か不幸か、自分の曲を人にあげると何にも似てないと言ってもらえる。
昔は似てると「これはアレだ」とか思って潰してたんだけど、最近はあるようでないみたいなそういう曲になってくれてるみたいで
それがかえって不安になる。これで本当にいいの?みたいな。だから少しだけ寄ってみたりしてる。


自分の曲は昔あんま好きじゃなかったんだけど、ここんところは好きになってきた。
ていうか自分で作っておいて面倒みないってのはネグレクトと一緒だよなあとか思った。
自分の中の理想を完全に描きすぎて、それとちょっとでもズレてくるとせわしないってのは世のクズ親と同じじゃないかと。
そもそも理想になんて絶対に到達できないし、やってく過程で変形していくのは自然なこと。
だからそうやって自分と向きあうというか、自分が作ったものと寄り添っていくことが大事なのかなと。
人間で言えばどれもこれもまだまだ子供みたいなもんだし、これからどうなるかは分からない。
ひょっとすると俺よりも生きる可能性だってゼロじゃないし。いやそれはないか。


そういえばダウンタウン浜ちゃんの息子がベースうまくてびっくり。でもお金が潤沢にあるからなあ。
そうは言っても、他の二世ミュージシャンのなかでは一番ちゃんとしてると思う。親の力借りずに違う分野で頑張ってるのは評価出来るし好感持てる。
自分らよりも下の世代が活躍しはじめてるので、ちょこっと焦ったりするけども、俺はスロースターターなのでゆっくりと頑張っていくよ。
自分より年下なのにすげえなってミュージシャンの最たるは清竜人くんだなあ。あの子天才だろ。同じステージまで登れたら話してみたい。
それと浜ちゃんJr.のいるOKAMOTO'Sと、黒猫チェルシーあたりも悪くない。かっこいい。
自分とタメの人だとplentyとWEAVERだっけ。ここ二つはなんか肌に合わないんだよなあ。
特にplentyは過大評価な気がする。悪くはないし良いとは思うんだが、持ち上げすぎじゃないか?
WEAVERは「ああなんか俺らの世代ってわかる」って音出してる。エモい。


まあ何を言っても、活躍してる人は羨ましいなと思う。純粋に。
それこそメンバーに恵まれてライブできる金があって、無駄にしてる連中も羨ましいと思う。(少なからず居る)
だけど絶対にひがまない。落ち込むだけ。俺は俺のやるべき事をこなすだけ。
日の目なんて浴びないかもしれない、好きな音楽に裏切られるかもしれない。
そういう不安があっても続けちゃうのはどうしてなんだろうなあ、って考えたら
きっとこれしかないからなんだよね。
俺よりもっと前からそれを見て、愛してきた人はごまんといるけど
言ってしまえば青春のすべてを恋愛やら、友達との思い出やら、なんかそういうリア充っぽいことを捨ててまで費やしてきたから
固執してしまうのだろう。最期は手に残らないかもしれないのに。


なんか暗くなってきたな。まあ夜だしね。
努力は裏切らないというけど、そんな簡単に言うなよ。
いつか俺にもわかる日が来るんだろうか。今祈ることがあるとすれば、そんな日がやってきますように。ってことくらいだな。


作業に戻ります。