後半はメモ

実家に戻るとやることがなすぎて机に向かってしまいます。
妹に自分の部屋を出て行ってすぐ取られてしまったので、物置に寝泊りしています(前帰ってきたときに片付けたからだいぶましになったが)
パソコンも激重だからサーファーになるしかありません。いまどきメモリ224MBって化石かよ。
当時ウン十万を「送料は○ャパネットが負担!」でおなじみの某通販に払って我が家にやってきた画面だけでかい当時のハイスペック。
本体一体型とか誰が得するんだよ。


昨日はフジファブリック志村の著書を残りわずかのところまで読みました。
最後まで一気に読むのがもったいないので、これは帰りの電車の中で読み終わろうと少し残しています。
感じることはたくさんあったけど、すごく生々しい内容だった。
ミュージシャンとしての生き方もそうなんだけど、死ぬことを予見して急いで本を発行したかのようにも思えた。


過去の日記を振り返りつつ、ちょこちょこインタビューが載ってるんだけど体調不良のことはわかってたような言い方。
医者に「何年後かに死ぬぞ」って言われて「死ぬのはいいけど曲作っていけないのはいやだなあ」とここまで言い切ってる。
亡くなった直後に急いで買ったんだけど、今はamazonでも値段高騰しててびっくり。
来月FAB BOXってやつ出るみたいだけど、あれには入ってるのかな?ファンとして読むべき一冊だなあって感じた。


話変わりまして、音楽のこと。
家にいるとあんまり大きい音出せないので、今何をしようと色々考えた結果
歌詞を書こうと思ったんですけど書けませんね。煮詰まってます。
さらっと書ける事もあるんだけど、最近やたら書けなくなった。形にするから気にしすぎてるってのが大きいんでしょうが。
まあ、あんまり歌詞書くのうまくないと思いますがな。暗くなっちゃうし。


そんで、歌詞も書けないということで和声学(=音楽理論)久々にやった。
音楽理論っていうとなんかカタそうで嫌になるから、和声学って正式名称で呼んだほうがいいとのことだが
和声学も和声学でカタいよ!


普段使わないコードの模索とか、違うポジションの抑え方とか色々見た。
初心者の頃は「♭」「#」に怯えっぱなしでしたが(FやBを乗り越えた次に来る恐ろしい存在)
今は括弧がきのコードが来ると「うわあめんどくせえ」って思います。これってあるでしょ?ギターできる方。
そういうアレルギーを治そうと思って、慣れ親しもうとしています。


そもそもわかりづらいんですよね。
いやまあ、何度と何度の音が重なってるからこういう音になってますっていう説明どおりの表記だから理にかなってるんだけど。
D#7(13,-9)「読み方:ディーシャープセブンサーティーンスフラットナインス」←長い
こういうのとか。書き方も統一されてないから、人によって違うし。この場合もD#7,13,♭9とかね。
フラットなのかシャープなのかどっちなんだい。セブンスなのかナインスなのかサーティーンスなのかどれなんだよ、という。


それでまためんどくさいのが、(+9)(−9)(9)みたいな微妙な違い。
俺は構成音とかまで覚えてないから(覚えるつもりでいるけど)、形でコード覚えてるんですよ。ダイヤグラムの。
TAB書きされてるのも、全部ダイヤグラムに治さないと面倒。コードネームだけで書かれてるのが一番楽。
まあ、+・−・無印がナインスだけじゃなくて、5度・9度にもあればいいんだけどないから困る。


5度は+・−だけ、9度は上の三つ。13度は(13,-9)(13,9)と、−と無印の四つ。
あったりなかったりするのが本当にめんどくさい。まどろっこしい。
もうここからは俺用メモみたいなもんだな。書いとかないと忘れちゃう。


Cを例にとって見ると、基本的なコードは12種類と定義して
C・C7・CM7・C6・Csus4・Cadd9のメジャー6種
Cm・Cm7・CmM7・Cm6のマイナー4種(CmM7ってどっちだよって感じだよね。Cmに長7度がくっついてるって事だと思うけど)
Caug・Cdimの特殊なやつ2種。言い方あったけど失念。
この12種から派生するコード、主にC7からが多いんだけど


C7からが10種、CM7・C6から1種ずつ、メジャー派生は計12種
Cm7から2種、Cm6から1種、マイナー派生は計3種
あわせて、15種の派生形がある。
これを12音分。ローポジションだけでもはやポケモンレベルだな。
ここからハイポジション、3・4ノートまで覚えられたらきっと達人になれると思う。無理だけど。


まあ色々まとめてみて、気づいたことは主に派生してるコードは7thコードからってこと。
それと、特殊な書き方に(はじめてみた書き方、読み方は憶測)
・CΦ「シーファイ」=Cm7(-5) ※m7-5は割とよく見る
・Caug7「シーオーギュメントセブン」=C7(+5)
・Calt7「シーオルトセブン」=C7(-5) ※カルトセブンじゃないよ!おそらく
ってやつがあったんだけど、これってこっち使ったほうが多分利便性は向上すると思う。


これを踏まえて、C(+9)はaug9!っていうとそうじゃないらしい。難しいですね。もはや気難しささえ感じる。
aug7を採用すると、+表記になるのはC(+9)だけになるんですね。だからかな、違うか。
あと、Cm7(-5)がΦなら、Cm7(+5)は?ってなるんだけど、+5は存在してないからΦって特別読みなんですね、多分。
ルールがあるとすれば、5度を7thにつけるやつが変化するみたいです。
勝手に5属とよんでますが。(勉強するとき自分で整理したい場合、よく勝手な名前つける)


5属は名前が変化するから括弧がきしなくていいし(他人が書いたものを治す頭が要りますが)
9属はメジャーなら無印・プラスマイナスどっちもある、マイナーなら無印だけ
13属はプラスなしにでっかい括弧の(13,9)(13,-9)と整理していけば、抵抗はなくなるかも。


書き方が統一化されてればこんなめんどくさいこと起きないんだけどなあ。
誰かコード譜界の徳川家康になってよ。天下統一してくれ。

ちなみになんでΦなんだろう?って思って、自分なりに結論を導いた結果
多分仮面ライダー555的なノリだろうと。いやもうそうやって覚える。たとえ本当は違ったとしてもΦは555なんだ。
5度だからΦなんだ。そうなんだ、きっとそうだ。もう今俺の勢いはファイズアクセルさながらだよ。
ファイズといえば芳賀優里亜は歴代で一番可愛いヒロインな気がします。写真集欲しいです。


・・・まー、こんなに長いメモを書いたけど
今回の収穫はよくみるm7(-5)「マイナーセブンスフラットファイブ」がΦ「ファイ」で済むっていうことくらいかな。
あとはC7は子沢山なコードだって納得したくらい。


こんな頭でっかちになるようなこと考えるなら腕を磨けって事ですね。
体で覚えるのが楽器で、自由なのが音楽です。それを確信するために遠回りするのですね。
めんどくさい頭ですな。